O脚を治す方法|足の裏をテーピングで巻くと重心が整って改善
ツイート現代の女性の3人に1人はO脚だと言われているのを知っていますか?
モデルさんですらO脚に悩んでいる人も多くいます。
実は日本人の80%近くが0脚に該当しているという統計もあるので、
スラっと脚がまっすぐ伸びている人はほとんどいないのが現実です。
O脚になる原因の一つに、足の裏の重心バランスが悪いことがあげられます。
人間は重力の負担を少しでも軽くするために、足の裏のアーチによって体重を支えています。
土踏まずのところにあるアーチと指の部分のアーチです。
着地しているときに、指先と指の付け根とかかとの3点が地面に着いて、
踏ん張ることで身体が安定するのです。
ですが、指が浮いていて地面に着いていなかったり、外反母趾だったりすると
指の付け根とかかとだけの二点歩行となってしまいます。
そうすると、重心がかかとに偏ってしまい、指が上がった状態で歩くので、
足先が外側に流れるねじれ歩行になってしまうのです。
この衝撃とねじれの力は大きく、地震で例えると震度5くらいの横揺れに相当するそうです。
人間は建物と違って歩きますので、衝撃の繰り返しによって
足に大きな破壊力を与えながら蓄積されてしまいます。
この異常を放っておくと、脚全体にも大きなストレスがかかってO脚の原因になりますが、
それを防ぐにはまずひざや股関節を正しい位置に修復することが大切です。
足の裏のバランスを整えるために有効なのは、テーピングで正しい位置に固定する方法です。
テープはドラッグストアなどで市販されているテープでOKです。
テーピングは指の付け根の骨をぐるりと巻くように1か所と、
そこからもう2〜3cmかかと寄りの場所にぐるりと巻きます。
また、親指と小指にもテーピングを巻いて、指が少し開いたような状態になればOKです。
このように巻くのは親指の付け根を支点として、5本の指にかかる部分を力点とし、
かかと寄りの外側を作用点としているからです。
力の逃げる視点と作用点をテーピングで押圧することで、足裏の縦と横のアーチが再生され、
指が前に出て踏ん張れるようになります。
テープは正しく巻けていると、貼って数分で忘れてしまうほど違和感が無くなりますよ。
こうして足の裏のバランスを整えて指を使うことで、足裏の筋力を鍛え直すと
足の筋肉のつき方も変わってきてO脚が改善してきます。
O脚をまっすぐにする方法も参考にしてみてくださいね。